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放射能汚染とデマ汚染に抗す 島薗進氏による中川保雄『放射線被曝の歴史』(1991年)の紹介 東京大学の宗教学の島薗進さんが、絶版となっている中川保雄「放射線被曝の歴史」1991の内容を、緊急的にTwitterで紹介してくださいました。http //twitter.com/#!/Shimazono これは、原発村「医学者」の骨の髄までしみ込んだ、放射能・放射線100mSv受容論。福島県民の健康管理調査を担っている学者たちもそうです。その根源を理解するための、喫緊の資料だと、島薗さんが判断したからです。 Twitterでの紹介部分以外を含む全体のレビューは、島薗さんのブログをお読みください。http //shimazono.spinavi.net/ なお、島薗進さんはwikipediaで検索すれば分かる通り、日本の近代医学史にのこる名医家の三代目でありながら、医学部から宗教学に転じた人です。7月8日東京大学で開かれたシンポジウムでは、あの東大病院放射科の中川恵一氏と丁々発止渡り合っていました。 括弧つき中見出しは引用者によるものです。(2011.8.6 ni0615記) 再版されました 増補 放射線被曝の歴史―アメリカ原爆開発から福島原発事故まで― [単行本] 中川 保雄 (著) http //www.amazon.co.jp/gp/product/4750334820/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1/376-6225626-2318866?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5 pf_rd_s=lpo-top-stripe pf_rd_r=1GGJX4NB0JXW3AGARVNB pf_rd_t=201 pf_rd_p=466449256 pf_rd_i=4764500825 contents 島薗進氏による中川保雄『放射線被曝の歴史』(1991年)の紹介(「放射線被害の歴史から未来への教訓を――序にかえて」と「おわりに」から) (第2次世界大戦が始まるまで) (1940年代の終わりから1950年代のはじめにかけて)(戦後占領下の広島・長崎調査) (原子力発電の推進とビキニ死の灰の影響) (ウインズケールの重大事件)(原子力委員会派の科学者たちによるガン・白血病問題での攻勢) (アメリカ軍合同調査委員会、ABCCによる調査、過小評価の構造) 島薗進「宗教学とその周辺」 (以下島薗) 中川保雄『放射線被曝の歴史』(1991年)はぜひ早急に復刊すべき書物。著者は1943年生、阪大工学部出身で神戸大学教授として科学史を教えたが91年に病没。この遺著は放射能の健康影響の科学的成果を見直す上で超重要。放射線医学の専門家の説明で分からないことがよく分かるようになる。 (「放射線被害の歴史から未来への教訓を――序にかえて」と「おわりに」から) 1 「秘密で覆われていることが、核・原子力問題の本質的な特徴ではある。しかし、公表されている資料と情報もまた膨大…それらの入手可能な資料から、隠されているものを丹念に拾い、それらを結びつけることによって、本質的に重要な事柄を見出すのがここでのやり方p10 2 「加害した側のアメリカ軍によって調査された事柄を被害者の側に立つべき日本の研究者たちも大筋において受け入れているという事情はなんとしても説明しがたいことではないか…なぜそのようなことがまかり通ってきたのか。それを明らかにするのもこの書の目的の1つ」p11 3 「アメリカ軍による原爆被害の隠ぺいや過小評価に、日本の代表的研究者たちも同意を与え続けてきた…。その結果、多くの被爆者たちが、その急性死や急性障害を放射線のせいではないとされたり、ガンや白血病などの晩発的な影響についての評価を歪められてきた…」p11 4 「最近になってICRPなど被爆問題のエスタブリッシュメントは、放射線のリスクの過小評価を否定し続けることがもはや不可能tみて、これまでの主調の手直しを1つまた1つとやり始めた。放射線影響研究所が、広島・長崎の原爆被爆者のデータに基づいて」p235 5 「放射線影響研究所が…ガン・白血病死のリスクの見直しをおこなったのもそのような手直しの1つである。問題は、その手直しがICRPなどによる過小評価された放射線リスクの大幅な見直しや、国際的な被曝防護基準の抜本的な改正へと進みうるかどうかである」p.235 6 「ICRPの被曝防護思想、経済性原理にたつALARAの考え方への批判はいまだ不十分である。ICRP批判は、まずそのリスク評価や被曝基準に対する生物・医学的な、科学上の評価が基礎になる。…世界的には上のように言えるが、日本の国内での…」p235-6 7 「日本の国内でのこの問題の議論は、ICRPそのものやその勧告の社会的性格についての評価と批判から始められる必要がある。なぜなら、放射線被曝防護問題に関する書物が多数発行されているが、それらはことごとくICRPと同じ立場、同じ思想から」p236 8 「それらはことごとくICRPと同じ立場、同じ思想から書かれているからである。また、放射線被曝を一般的には危険と認めはするが、ICRPが果たしてきた歴史的・社会的役割をみようとしない科学者も多くいる。…ICRPなど原発推進派は、人の健康上の」p236-7 9 「ICRPなど原発推進派は、人の健康上の判断からは、被曝を少なくすることを認めざるをえないが、それでは原子力産業の活動が不可能になるために、原子力利用の社会・経済的利益を考慮せよと迫って、線量限度内の被曝を強要する被曝防護基準を作り上げてきた」p237 中川保雄『放射線被曝の歴史』の「放射線被害の歴史から未来への教訓を――序にかえて」と「おわりに」から一部、抜粋しました。復刊されるまで重要論点の抜粋紹介の継続が必要かも。87-88年にアメリカ滞在時に得られた資料が多く活用されており、この度の原発災害を見越したかと思われる程。 復刊の計画進んでいましょうか福島の被災者他、多くの方々にとり大きな力となりましょう。@shiwwai 亡き中川氏の妻の慶子さんは、宝塚市をベースに脱原発に心血をを注いでおられます。RT @Shimazono 中川保雄『放射線被曝の歴史』(1991年)はぜひ早急に復刊すべき書物。 @y_itoh伊藤雄介 今後懸念されている内部被曝の日本の防護基準は、歴史的に米軍調査寄りの原発推進派ICRPに従っているため甘すぎると言う事ですね。 中川保雄『放射線被曝の歴史』1991の紹介を続けてみます。いずれブログにまとめますが、それより早く復刊してほしいです。ICRPの放射能防護基準の歴史的背景をどう理解するか。それが分かると、なぜ多くの「専門家」が理解困難な放射能安全論を説くのか理解しやすくなるはず。 ほぼそういうこと。それでもICRP基準を厳格に受け止めれば今ほどの無策にはならない。日本の学者は被爆者を見捨ててきた過去を見直したくない。 (第2次世界大戦が始まるまで) 10 「第2次世界大戦が始まるまでは、放射線に曝される機会の大部分が医療などごく限られた分野であった。「アメリカX線およびラジウム防護諮問委員会」は主として医療におけるX線とラジウムを使用する…従事者を、放射線被曝による職業病からまもることを任務」p15-6 11 アメリカX線およびラジウム防護諮問委員会に対応する国際組織が国際X線およびラジウム防護委員会(IXPRC、1928年)。ガン多発や遺伝的影響への懸念を受けて線量の引き下げを科学的に進めていた。それにかわってNCRP,ICRPの時代へ(2章)。 12 全米放射線防護委員会(NCRP、1946年)はマンハッタン計画を引き継ぐアメリカ原子力委員会の影響下で構成。続いて形成される国際放射線防護委員会(ICRP)も次第にその路線に従う。作業者の安全のための組織から、核開発遂行のための組織へと転換。 13 NCRP.ICRPは放射線被害が生じない線量限度を設定してしまうと核開発が困難になるので、リスク受忍論を形作っていった。1950年の「許容線量」概念がそれをよく示す。「許容線量とは…原子力・放射線施設の存在と運転の必要を軍事的・政治的および経済的」 14 「原子力…施設の存在と運転の必要を軍事的・政治的および経済的理由から認めたうえで…放射線作業従事者、あるいは一般公衆に対して、それらの被曝を受忍させる為に、政府等が法令等の規則で定めた放射線被曝の基準であり、狭くはそれらの線量限度を意味する」p34-5 15 要約。40年代に提起された「許容線量」や「リスク受忍」の考え方はその後次第に変わっていくが、他に追求すべき利益がある為、被害があることを承知の上、ある限度内で害ある被曝を許容するという考え方は維持され強化されていく。核開発を続けるための論理(3章)。 (1940年代の終わりから1950年代のはじめにかけて)(戦後占領下の広島・長崎調査) 16 「核兵器の開発と結びついた放射線に関する研究にたずさわった科学者たちが何よりも恐れ、対処すべき難題の第1のものと考えたのも、放射線被曝による人類の緩慢な死に対する人々の恐怖が広まることであった。このためアメリカの原子力委員会やNCRPは」 17 「…1940年代の終わりから1950年代のはじめにかけて、放射線による遺伝的影響の問題において、いかにすれば主導権をにぎって国際的議論をリードし、リスク受忍論を主柱とする許容線量体系を全面的に導入することができるか、というテーマに…取り組む…」p44 18 「その目的から当時アメリカが力を注いだ研究分野…第1に、広島・長崎の調査…。加害者が被害者を調査し、その科学的データをもっぱら自らの占領下において、核戦争勝利作戦と放射線被曝の被害の受忍を世界中の人々に迫るという当時の歴史的状況」p44 19 (戦後占領下の広島・長崎調査)「当時の歴史的状況を少しでも考慮するなら、アメリカによる広島・長崎でも原爆障害調査の本質的問題点を洗い出す必要がある。この課題はまた、日本の研究者がとりわけ重きを担うべきでもある」p.44第4章(本日はこのあたりまで) 児玉龍彦東大アイソトープ総合センター長の衆議院厚労委での発言の文字化は以下のサイトにhttp //t.co/89aPRrR また、それに続く質疑http //t.co/AbJNyG3 も有益。前半部分の文字化は以下のサイトにありますhttp //t.co/q3vFop5。 20 広島・長崎での遺伝的影響調査は、有名な「原爆障害調査委員会(ABCC)」によって行われてきたが、ABCCは自らについて「…全米科学アカデミー・学術会議と日本の国立予防衛生研究所との純粋な学術的事業である」と一貫して主張してきた。」 21 「この主張への批判が不十分であったため、ABCCについてはその組織と研究内容の軍事的性格に対する評価が、過去一貫して不明確のままにされてきた。そのことは、ABCCが行った研究の中心的内容を支持することへとつながっている。」p45 22 「たとえば、『広島・長崎の原爆調査』(岩波書店、1979)は、この分野における日本の研究の包括的な到達点を示していると考えられるが、そこではABCCの主張が基本的に支持されている。」「そこで…ABCCの歴史全体を振り返ってみることにしよう」 23 「アメリカは…日本政府と日本人科学者の協力を取りつける方策をとった。それは「日米合同調査団」以来のアメリカの巧妙な戦術であった。…アメリカ本国においては「日本のおいて原爆の効果を調査するための軍合同委員会」というのが正式の名称であった。 24 「国立予防衛生研究所…を1947年初めに設立させ…「ABCC-予研共同研究」体制を作り上げた。しかしこの場合も共同研究とは名ばかりで…ブルーズとヘンショウの調査団以降、ABCCの実態は名実ともにアメリカ軍関係者とアメリカ原子力委員会の支配下にあった」 25 ABCCはまず遺伝的影響の調査に集中。「…ABCCの遺伝的影響の調査は、対象とされた被爆者人口が小さいことなどから統計的に有意な結果が見いだせるかどうか非常に疑問視されるものであった。なぜならABCCが追跡調査した妊娠例はおよそ7万例であったが」 26 「100レントゲン以上あびたと推定される父親の数はおよそ1400人、母親の数もおよそ2500人に過ぎず、圧倒的大部分が低い線量の被曝例であったからである。しかしその予想通り影響が見いだされない場合には、放射線による遺伝的影響に対する大衆の不安を」 27 「抑えることができるという政治的な判断が最優先されて、ABCCの遺伝学的調査が行われた…(1致死、突然変異流産、2新生児死亡、3低体重児増加、4異常や奇形の増加、5性比の増加)。そのような少ない人口であったので、調査の結果は…原爆被爆者の間に生まれた」 28 「子供たちに放射線による遺伝的影響があるともないとも言えない、という、案の定とも言えるものであった。しかし、アメリカ原子力委員会や原子障害調査委員会、そしてABCCが事前の予想には一言も触れないで、遺伝的影響はなかったと大々的に宣伝した」p50 29 「放射線による遺伝的影響が基礎となって公衆の被曝線量をどうするかということが、1952年から1953年にかけてのICRPでの議論の最大の対立点であった」p53「アメリカは以上のようにその核戦争政策の展開に対応させてリスク受忍論を主柱とする許容線量体系を 30 「国際的な放射線被曝防護基準に導入することを繰り返し企てた。ICRPもそれに妥協的であったが、放射線の遺伝的影響による人類の将来を危惧し、核兵器に反対する世界的な運動が広がり始めたことを考慮してリスク受忍論の全面的な導入に慎重な姿勢をとり続けざるを」 31 「とり続けざるを得なかった。しかしICRPは、次第にアメリカの許容線量の考えに近づいていった。ICRPは、人類の遺伝的障害を問題にはしたが、核開発のために許容線量被曝が無理強いされること自体には何らの本質的疑問も見いださなかった」p56(4章) (原子力発電の推進とビキニ死の灰の影響) 32 5章「原子力発電の推進とビキニ死の灰の影響」「しかしマーシャル諸島の住民が実際に受けた放射線の被害は、3月1日当日の直接の放射線にとどまるものではもちろんなかった。もはや放射線は減衰したと説明されて、汚染した島々へと帰ったロンゲラップ(1957年)」 33 「ウトリック(1954年)、ビキニ(1977年)、エニウェトク(1980年)の住民たちおよそ832人とその後の出生者たちは、帰島した島々で残留する放射能で汚染された土壌から放射線をあびただけでなく、そこに生育するヤシの実等の植物や、環礁の魚介類や」 34 「ヤシガニ等の食べ物を通じて身体の内部に放射能を取り込まざるをえなかった。1982年にアメリカのエネルギー省は、ロンゲラップ等の残留放射能による年間の最大被曝線量は0.4レム(4mSv)で、一般人の許容線量以内で影響はないと発表した。しかしその後も 35 「人々の健康と生活、そして社会を破壊し続けることが、ビキニでも示されているのである」p65。以下p66「原子力委員会は、当初は放射能汚染は大したことはなく危険はない、と主張したが、久保山さんの死をはじめとする被害の事実が次々とその主張を打ち消した」。 36 「この事件を契機にして、核兵器と核実験に反対する運動が日本だけでなく世界的に広まった。が、なんといっても大きな変化は、当のアメリカで批判が高まったことであった。それにはわけがあった、前にも述べたように、アメリカは国内での核実験も行うようになったが」 37 (修正版)「それによる放射能汚染の問題が、すでにビキニ事件の前年の1953年からネバダの周辺で問題になりはじめていた。さらに1954年の4月には、核実験による死の灰が、はるか遠くのニューヨーク州トロイ市の水道水を汚染していることが発見された。」 38 「全世界が核戦争で一瞬のうちに死滅するということにならない場合でも、放射能の長期的な影響で人類はじわじわと死に追いやられる。この人類の緩慢な死滅に対する恐怖と不安の世界的広がりが、ビキニ後の世界の人々の放射能問題への対応の出発点となった。」 39 「広島・長崎後との一番の違いは、微量な放射線被曝にも大きな危険性が潜んでいる、と人々の理解が広まったことにある。…当時はごく限られた人のみが知るにすぎなかったトロイでの水道水の放射能汚染の事実が、1955年には一般の人々にも広く知られる問題となった 40 「核兵器に反対する市民と科学者の代表とも言えるポーリング(L.Pauling)が、原子力委員会のリビー(W.F. Libby)と大論争を展開し、それが新聞でも大きく報道されて、死の灰の問題が一層広い人々の不安と関心を集めた」p67低線量被曝問題の始まり 41 「放射線被曝が大きな社会問題になると、学術界があたかも第三者であるかのような顔をして必ず登場する。その歴史上最初の例がアメリカのベアー(BEAR)委員会である。(中略)ロックフェラー財閥はすでに1930年代から放射線の商業的利用に着目しはじめたが」 42 「マンハッタン計画の下で原子力を一大産業部門に育て上げた。(中略)ロックフェラー財団を通じて、生物、医学、公衆衛生の研究・教育の奨励事業に力を注ぎはじめていた。その最中にビキニの死の灰による放射線汚染問題がアメリカの一大社会問題となったのである」。 43 「時の国務長官ダレス(J Dulles)は、ロックフェラー財団の前の理事長である、原子力委員会にも太いパイプが通じていた。同財団は原子力委員会の大物ビューア(John C. Bugher)と密接な関係を保っていた。彼は1952年に原子力委員会の」p69 44 「生物・医学部長となり、ABCCの体制整備で腕をふるい、ビキニ事件のさいには放射能による被害をひたすら隠し、過小評価することに努めた人物であった。かれはまた、1953年以来NCRPの委員にもなっていた」。ビキニ事件のフォールアウト(放射性降下物)問題で 45 ロックフェラー閥が支える「アメリカが主導権を握るには、原子力委員かよりも科学界が表に立つ方がはるかに好都合であった。こうして、第三者機関と称される科学者の組織が、アメリカ原子力委員会、NCRPおよび私的独占体とが陰で連携して生み出されることになる」。 46 「ビューアは、それらをつながく要の人物であった。」「このようにしてロックフェラー財団は、1955年の秋に全米科学アカデミーに対して「原子放射線の生物学的影響に関する委員会(BEAR委員会)」の設立を公式に要請し、その資金に当時としては破格の」 47 「50万ドルを提供した。」「BEAR委員会の報告書は、異例の早さでまとめられ、1956年6月に発表された。……(1)遺伝学上の見地からは、放射線の利用は可能な限り低くすべきであるが、医療、原子力発電、核実験のフォールアウト、核科学実験からの」 48 「放射線被曝を減少させることは、世界におけるアメリカの地位をひどく弱めるかもしれないので、合理的な被曝はやむを得ないと考える。(2)遺伝的影響を倍加させる線量は、5から150レム(50~1500mSv)の間にあると考えられるが…。労働者の許容線量を、」 49 「それまでの週0.3レムすなわち年間15レムから年5レムに引き下げるとともに、公衆に対してもその10分の1の許容線量5mSvを設定した。」アメリカはこの路線でICRPと「原子放射線の影響に関する科学委員会(UNSCEAR)」の説得にかかり成功するP73 50 「ICRPが1958年勧告で掲げた放射線防護の基本的考えは、「リスク-ベネフィット論」であった。原子力開発等によって新たにつけ加えられる放射線被曝のリスクは「原子力の実際上の応用を拡大することから生じると思われる利益を考えると」」p76 51 「「生じると思われる利益を考えると容認され正当化」されてよいと、ICRPは全面的にリスク容認の考えを導入した。これこそ、かつてICRPが反対したアメリカの原子力委員会とNCRPのリスク-ベネフィットの考えに他ならなかった。かつと異なっていたのは」 52 「先進工業国がこぞって原子力開発へと動き出した点であった」「その哲学の下に、許容線量の体系が導入された。許容線量とは「個人および集団全般に許容不能ではないような危険を伴う」線量と定義された」「それらの被曝の制限は、もはや「身体的障害を防止する」もの 53 「ではなかった。」「リスク受忍論を導入することが明らかになったからであろうが、ロックフェラー財団がICRPに財政的援助を申し出た。」「そのICRPの方針転換に大きな影響をおよぼしたものは…1955年の原子力平和利用会議であった。」(以上第5章p81まで (ウインズケールの重大事件)(原子力委員会派の科学者たちによるガン・白血病問題での攻勢) 54 「1957年には、放射能汚染の問題が新しい時代を迎えたことを世界に示す大事件が発生した。イギリスのウインズケールで、原子力発電の歴史上初めての重大事件が起き、20000キュリーを超えるヨウ素131を含む膨大な量の放射能が環境中にまき散らされた」。 55 「事故の全容は、軍事機密と原発推進策を守るために隠され続けたが、事故から30年も経ってやっと明るみに出された当時の秘密文書によると、放射能汚染は当局の説明よりもはるか深刻なものであった…」こうした状況を受け「アメリカ原子力委員会は」p85 56 「1957年末に核施設で働く労働者の許容線量を従来の3分の1に引き下げ、安全性に気を配っていることを印象づけようとした。もちろん…死の灰への不安と批判は…おさまる気配はみられなかった。1957年から1958年にかけてのこれらの議論において」 57 「新たな重要な論争点になったのがガン・白血病の問題であった。すでにみたようにICRPも国連科学委員会も放射線被曝に安全な線量はないと認めたが、それは遺伝的影響に限ってのことであった。ガン・白血病についても安全線量が存在しないのか」が新たな争点(休憩 健康被害問題で重要な中川保雄『放射線被曝の歴史』(1991年、今秋再刊予定)。ブログとツイッターの双方で紹介中。ブログは第11章前半部http //t.co/ZPPu6u0 新期追加しました。ツイッターは以下でまとめて下さってあります。 http //t.co/fZVEqgT 中川保雄『放射線被曝の歴史』(1991年、今秋再刊)。ブログとツイッターの双方で紹介中。ブログは第11章(1)(2)(3)の3回分載。(3)では後半で、この本が福島原発災害に苦しむ現代の私たちに何を教えてくれるか、要点のみまとめてみました。http //t.co/ZPPu6u0 地元で水俣病の診療・解明に取り組んで来た高岡滋医師が水俣病と比べながら今回の放射能被ばく問題にふれた論文、 「水俣から福島への教訓―医学・公衆衛生の側面から―」。医療現場サイドから現在の国\福島県等の対策の問題点を整理しており、役立ちます。http //t.co/sbuKgKV 58 「ICRPの主要メンバーは、アメリカ原子力委員会やNCRPと同様に、ガン・白血病の発生には「しきい線量」が存在する、と考えた。しかしながら…ガン・白血病においても、しきい線量が存在するという確たる証拠があったわけではなかった。」p88(以下8/6の抜粋 59 「このためICRPは、しきい線量の存在を強く主張することができなかった。/仕方がないのでICRP勧告には、「もしも線量があるしきい値よりも低ければ白血病は生じないと仮定してよかろう」が、「最もひかえめなやり方」として発生率が線量に」 60 「比例するであろう、と仮定するというややこしい表現が盛り込まれたのだ。」「低線量被曝は安全、という宣伝をことあるごとに行っていたアメリカ原子力委員会などの原子力推進派には、曖昧な表現といえどもそれらの言及は少なからざる痛手であった。」 61 「1958年後半あたりから、原子力委員会派の科学者たちはガン・白血病の問題で一斉に攻勢に出た。彼らはガン・白血病などの身体的影響にはしきい線量が存在する、としきりに宣伝した。…その根拠とされたのは、長崎被爆者の白血病に関するABCCデータ等であった」。 (アメリカ軍合同調査委員会、ABCCによる調査、過小評価の構造) 62 「ABCCが広島・長崎で行ったガン・白血病の調査研究の内容に触れる前に、彼らがその研究の前提とした事柄についてまず検討しておかなければならない。なぜなら彼らの行ったガン・白血病を含む放射線の晩発的影響の研究は、ABCCの調査研究に先立つ」 63 「アメリカ軍合同調査委員会による放射線急性障害の調査研究の、基本的内容を受け継ぐものであったからである。」その主な結論「(1)放射線急性死には「しきい線量」が存在し、その値は100レム(1sV)」で、それ以下の線量をあびても死ぬことはない。」 64 「(2)放射線障害にも「しきい線量」が存在し、その値は25レムで、25レム以下の被曝なら人体にはなんらの影響も生じない。この結論は、ABCCはもちろんアメリカ原子力委員会や国防省などにも引き継がれ、放射線の影響を定量的に評価するさいの最も重要な内容と」 65 「みなされ続けてきた。しかし、「急性死100レム」「急性障害25レム」のしきい線量の値は全く人為的に作り上げられた結論と言えるもので、それぞれのしきい線量の値は高めに評価されすぎたものである。」「まず、急性死しきい線量100レムという結論は、」p91 66 「米軍合同調査委員会が1945年10月初めまでの急性死を対象として引きだしたもので、1945年10月から12月まで続いた急性死がそこでは除外されていた。第2に、被爆者が示した急性障害には脱毛、皮膚出血症(紫斑)、口内炎、歯茎からの出血、下痢、食欲不振」 67 「悪心、嘔吐、倦怠感、発熱、出血等があった。それらの症状は次頁の図に示すように爆心地か4ないし5キロ以遠で被曝した人々にも見られた。しかし、アメリカ軍合同調査委員会は、それらの急性障害のうち、脱毛、紫斑、口内炎のみを、放射線急性障害と恣意的に定義」 68 「彼らがそれら3つの症状のみを放射線急性障害と定義したのは、そのいずれの症状も爆心地から2km以内では高い割合で発生したが、2kmを過ぎたあたりから急減し、それ以遠ではほとんど見られないという調査結果が得られたからにほかならない」。 69 「ABCCはガン・白血病をはじめ放射線の晩発的影響の調査研究を「放射線被爆者」を対象として行ったが、彼らの言う放射線被爆者とは「有意な放射線量をあびた被爆者」を意味していた。…2km以遠の被爆者を実質上放射線の影響を受けなかった「非被爆者」として扱った 70 「彼らはまた、死の灰を含んだ黒い雨が降った地域の人々、死の灰を含んだ黒い雨が降った地域の人々、早期に入市し残留放射能からの放射線をあびた人々などの放射線被爆者もまた「非被爆者」として扱った」「このようなABCCの調査研究は、放射線の影響を過小評価する」 71 「過小評価することにつながらざるをえない。なぜなら、第1に、ABCCは「有意な線量」をあびた被爆者と比較対照するべきものとして、同じような社会的条件にあったものとして、2キロ以遠で被爆した低線量被爆者を選んだ。このように、高線量被爆者を、」p93 72 「低線量被爆者を比較の基準として放射線の影響を見出そうとする方法を採用すれば、その影響の過小評価につながるのが当然である。同時にこのような方法の採用は低線量被爆者の間に現れていた放射線の影響を切り捨てることにつながらざるを得ない」。 73 「同じことが「非被爆者」を対象とする調査研究にも言える。ABCCは低線量の被爆者の間では白血病の発生率は有意なものではなく、「非被爆者」や日本全国平均の発生率とほぼ同一水準にあると主張した」(中略)「しかしその評価では、もともと広島市の白血病死亡率が」 74 「広島市の白血病死亡率が低かったことが見落とされている。すなわち…1930~34年の5年間の平均値をもとにすると、広島市の白血病死亡率はもともと全国平均の約半分の低さであったことが分かる。…1960年代には全国平均の約半分…戦前とほぼ同じ水準に戻った」 75 「1970年代に入ると、広島の非被爆者白血病死亡率が急増した。その原因は何か。広島市は、政令指定都市をめざして1971年以後周辺地域を合併した。その中には黒い雨が降った地域も含まれていた」。中略「この広島市の非被爆者白血病の例が示すように」 76 「「非被爆者」と言えどもその中には早期入市者や黒い雨で汚染された人など、種々の形で放射線をあびた人々が含まれていることを見落とすわけにはいかないのである。」以上(71-76)、ABCC調査が放射線の影響の過小評価になっている理由の「第1」。 77 「第2に調査対象時期を1950年10月1日以後としたことから、つぎのような問題が生まれた。第1にアメリカ軍合同調査委員会とABCCは放射線による急性死は原爆投下後ほぼ40日ほどで終息したと評価したが、それ以後もおよそ3ヶ月間引き続いた急性死が」 78 「そこでは切り捨てられている。…第2に急性死と急性障害の時期を生き抜いたとしても…骨髄中の幹細胞の減少によるリンパ球、白血球の減少は避けられない。…それらの減少は免疫機能の低下をもたらし、その結果感染症等による死亡の増加となって現れたにちがいない」。 79 「また、骨髄中の幹細胞に残された障害による突然変異に起因して、晩発的影響である白血病、再生不良性貧血や血液・造血系の疾患が発生する。このように、感染症等にかかって死亡する被爆者が1950年以前には多数存在したと考えられるが、ABCCの調査にはそれらの」 80 「死亡は全く考慮に入れられていないのである。言い換えれば、原爆投下後の高い死亡率が避けられなかった時期を生き延びた、相対的に健康な被爆者を対象として、ABCCがガン・白血病等放射線による晩発的影響関係調査を行ってきたのである」(77~80理由の「第2」 81 「第3にABCCが広島・長崎両市に在住した被爆者に調査対象を限定したことは、次のような過小評価につながっていると考えられる。すなわち、爆心地近くで高線量の被爆をしたが爆心地の離隔の建物の破壊が最もひどかったために長く広島市に戻りことができず」p95 82 「市外に移り住んだ高線量被爆者を調査対象から除外したという点である。さらにまた1950年当時広島、長崎両市に住んでいた被爆者には(その後―島薗注)就職等により他都市に移住するなどしたために、若い年齢層が非常に少なかったが、このように若年齢層が調査から」 83 「除外されたこともまた放射線の影響の過小評価につながった。すなわち若い年齢で被爆した者ほど放射線の影響は顕著に現れる。現に被爆40数年たってガン発生が増加しているのは原爆投下時に若かった被爆者の人たちの間に見られる…現象である」(81~83理由の「第3 84 「このようにして過小評価されたABCCのデータに基づいて、ガン・白血病のリスクを1万人・レムあたり1人(100mSvで0.1%―島薗注)という値を引き出した。…正しいリスクを求めるには、上で述べたような数々の過小評価の原因となっている事柄を改めて」 85 「考慮に入れなければならないであろう。後に述べるように、被曝線量を見直し、最近のガン・白血病の高い発生を考慮に入れると、ガン・白血病のリスクは1000人・レムあたり1人の死亡(9,10章。89年のBEIR-5では1万人・レムあたり8人――島薗注)」 86 「という結論導かれるが、さらにここで述べたような事柄を評価に入れるなら、実際のリスクはこれまで考えられてきたよりもはるかに危険なものという結論が引き出されるのである」。(以上、54-86は第6章p83~99のまとめ。原爆の影響評価として重要でした)。 中川保雄『放射線被曝の歴史』。ブログhttp //t.co/ZPPu6u0 とツイッターで紹介してきましたが 、本日8/6までで基本的な内容を示したのでここまで。7~10章の紹介は省略。中川説すべてを肯定するかどうかは別として、重要な問題提起に満ちた渾身の力作であることは確か。 中川保雄『放射線被曝の歴史』(1991年、今秋再刊)。残る諸章の題のみ紹介。7章「核実験反対運動の高まりとリスク-ベネフィット論」、8章「反原発運動の高まりと経済性優先のリスク論の“進化”」、9章「広島・長崎の原爆線量見直しの秘密」、10章「チェルノブイリ事故とICRP勧告」 島薗進「宗教学とその周辺」 ◆日本学術会議会長は放射線防護について何を説明したのか? http //shimazono.spinavi.net/?p=233 ◆中川保雄『放射線被曝の歴史』に学ぶ(1) http //shimazono.spinavi.net/?p=236 ◆中川保雄『放射線被曝の歴史』に学ぶ(2) http //shimazono.spinavi.net/?p=238 ◆中川保雄『放射線被曝の歴史』に学ぶ(3) http //shimazono.spinavi.net/?p=240 放射能汚染とデマ汚染に抗す
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物理用語一覧 物理基礎物理量の測定と扱い方 力と運動 エネルギー 波動 電気静電気と電流 電流と抵抗 エネルギーとその利用太陽エネルギーと化石燃料太陽エネルギーの移り変わり 太陽エネルギーの利用 化石燃料の使用と環境保全 原子力エネルギー原子と原子核 原子核の崩壊と放射線 原子力とその利用 物理学が拓く世界 物理運動とエネルギー 波動 電気と磁気 原子電子と光電子陰極線 電子の比電荷 電子の電荷と質量 光の粒子性光電効果 光電効果の実験 光量子仮説 光電効果と仕事関数 X線X線の発生 X線の波動性 X線の粒子性とコンプトン効果 粒子の波動性物質波 粒子性と波動性の二重性 原子と原子核原子の構造原子模型 水素原子のスペクトル ボーアの原子模型 水素原子のエネルギー準位とスペクトル 原子のスペクトル 原子核と放射線原子と原子核 原子の質量 放射線の種類と性質 原子核の放射性崩壊 半減期 核反応とエネルギー質量欠損と結合エネルギー 核反応 核分裂 核融合 素粒子と宇宙素粒子 素粒子の分類 クォークとレプトン 自然界の基本的な力 素粒子と宇宙 物理学が築く未来
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アップグレード一覧くわ、斧、のこぎり、納屋、倉庫 エネルギー、船、小屋、キャットニップ、狩人 金、採掘 機械、石炭、設計書、技術者 オイル、原子力、技術者、星図 アップグレード一覧 ※解放済みの状態で上から順に並べています ある程度カテゴリで固まっているので、ラベリングしています くわ、斧、のこぎり、納屋、倉庫 名前 資源 コスト 効果 前提条件 鉱石ぐわ 鉱物科学力 275100 農家 +50% - 鉄ぐわ 鉄科学力 25200 農家 +30% - 鉱石斧 鉱物科学力 500100 木こり +70% - 鉄斧 鉱物科学力 50200 木こり +50% - 鋼鉄斧 鋼鉄科学力 7520k 木こり +50% 鋼鉄 強化のこぎり 鉄科学力 10002500 木材加工場 +20% 建設 鋼鉄のこぎり 鋼鉄科学力 75052k 木材加工場 +20% 物理学 チタンのこぎり チタン科学力 50070k 木材加工場 +15% 鋼鉄のこぎり 合金のこぎり 合金科学力 7585k 木材加工場 +15% チタンのこぎり チタン斧 チタン科学力 1038k 木こり +50% 航海 合金斧 合金科学力 2570k 木こり +50% アンオブタニウム斧 アンオブタニウムのこぎり 拡張された納屋 木材鉱物鉄科学力 100075050500 納屋拡張 +75% 増強された納屋 鉄科学力角材石版 1008002510 納屋拡張 +80% 増強された倉庫 チタン製納屋 合金製納屋 コンクリート製納屋 チタン製倉庫 合金製倉庫 コンクリート製倉庫 ストレージバンカー エネルギー、船、小屋、キャットニップ、狩人 名前 資源 コスト 効果 前提条件 エネルギーリフト 大型ハドロン衝突加速器 光電池 薄膜太陽電池 量子ドットセル 太陽光衛星 貨物船 荷船 原子炉容器 硬質木材の小屋 コンクリートの小屋 アンオブタニウムの小屋 エリジウムの小屋 サイロ 冷蔵 複合弓 クロスボウ ボーラ 狩猟防具 鉄製防具 合金製防具 ナノスーツ キャラバンサライ キャットニップ濃縮 金、採掘 名前 資源 コスト 効果 前提条件 金鉱石 冷蔵 測地学 名簿 コンクリートの柱 採掘ドリル アンオブタニウムドリル 木炭炉 深部採掘 熱分解 電気溶鉱炉 酸化 鋼鉄プラント 自動化プラント 原子力プラント ロータリーキルン 流動層反応器 原子力溶鉱炉 軌道測地学 機械、石炭、設計書、技術者 名前 資源 コスト 効果 前提条件 印刷機 オフセット印刷機 フォトリソグラフィ アップリンク スターリンク クライオコンピューティング 機械学習 自動化工房 高度な自動化 空気圧プレス 高圧エンジン 燃料噴射機 ファクトリーロジテクス Carbon Sequestration 工場の適正化 工場の機械化 宇宙技術者 AIエンジニア 宇宙製造業 天体力学 アストロラーベ チタン反射鏡 アンオブタニウム反射鏡 エリジウム反射鏡 オイル、原子力、技術者、星図 名前 資源 コスト 効果 前提条件 水力発電タービン オイルジャッキ バイオ燃料加工 ユニコーンの精選 遺伝子組換えキャットニップ CADシステム SETI(地球外知的生命体調査) ロジスティクス 増強 インターネット ニューラルネットワーク 支援ロボット 濃縮ウラン 常温核融合 トリウム反応炉 ハップル宇宙望遠鏡 衛星電波 天体物理学者 マイクロワープ反応炉 惑星破壊装置 トリウムドライブ オイル精製所 オイルの蒸留 工場加工
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処理水海洋放出を今頃になって、安全だと言って始めたことに疑念が拭えない。 安全だと確信できていたのなら、敷地一杯に処理水をため込まずにサッサと放出してしまえばよさそうなものだ。 だが、そうしなかった。その理由を政府はなんの説明もしていない。 今になって、IAEAまで引き出して安全だと言い張るところに、場当たり的なウソが見え隠れする。 フクシマ処理水の危険性は、日本では自分で調べない限り、知ることが出来ないよう政府による指示で検閲、情報統制、コントロールされています。 陰謀論でもなんでもなく、世界的に行われています。日本は特に酷いです。情報鎖国同然です。 少しでも情報格差を埋めるお手伝いが出来れば幸いです。 福島第一原発の処理水、海洋放出始まる https //news.yahoo.co.jp/articles/8c4123480f270079743ef8e017542e5e376b9003 8/24(木) 16 02配信 BBC News 福島第一原発の処理水、海洋放出始まる 東京電力は24日午後1時ごろ、東京電力福島第一原発にたまる処理水を太平洋に放出する作業を開始したと発表した。 東京電力はこの日、海洋放出時の遠隔操作室の様子を報道陣向けにライブ中継。海水輸送ポンプ付近のバルブが開く様子などを公開した。 福島第一原発では2011年3月の東日本大震災以降、原子炉の冷却に使用された134万立方メートルの水が処理され、貯められてきた。これまでに1000基以上のタンクが満杯になっている。 日本政府は22日、処理水の放出作業を24日にも開始すると決定。これを受けて東電は、処理水を海水で希釈する作業を始めていた。 放出完了には、30年程度という長期間が見込まれている。最初となる今回の放出は、7800トンの処理水を海水で薄めた上で17日間の予定で連続して行う方針。今年度の放出量は約3万1200トンを予定しているという。 日本政府は2021年4月に、海洋放出計画を発表。国際原子力機関(IAEA)は2年にわたる評価の末、今年7月に計画を承認した。 しかし、原発周辺に住む住民や近隣のアジア・太平洋諸国の一部からは、海洋汚染や風評被害への懸念の声が上がっており、なお物議をかもしている。 東電は福島原発の汚染水を多核種除去設備(ALPS)でろ過し、トリチウムと炭素14以外のほとんどの放射性物質を、許容できる安全基準まで減らしている。 トリチウムと炭素14はそれぞれ、水素と炭素の放射性同位体で、水から分離するのは困難だ。ともに地球の大気中で生成されて水循環に入り込むため、広い範囲で存在しており、自然環境、水、そして人体にも存在する。どちらも放射線量は非常に少ないが、大量に摂取すると危険だという。 ■多くの科学者が安全性指摘 今回の海洋放出について、多くの科学者が安全だと述べている。 水の処理過程と放出計画は、国際機関によって綿密に精査され、保守的な安全基準さえ順守していることが判明している。IAEAは報告書で、処理水の放出が人や環境に与える影響は「無視できる程度」だとした。 予測される一般市民の被曝線量は、年間0.002~0.030マイクロシーベルトの範囲。一方で、年間1000マイクロシーベルトまでは安全だとされている。 たとえば、歯科での簡単なレントゲン撮影での被ばく量は約5マイクロシーベルト、乳がん検査のマンモグラフィーで浴びる量は200~300マイクロシーベルトだ。 ■中韓からは激しい反発 日本は、処理水の放出が安全であることを近隣諸国に保証するために、あらゆる手段を講じてきた。IAEAもこの計画を受け入れている。 しかし、誰もがその言葉を受け入れているわけではない。 中国外交部は24日、処理水の放水が始まった直後に声明を発表。日本が「利己的な利益」のために人々に「二次的な被害」を与えていると非難した。また、汚染された水の処理は国境を越えた原子力安全上の大きな問題だと指摘した。 中国の税関当局は同日午後、日本の水産物の輸入を全面的に禁止すると発表した。同国はこれまでも、福島県や周辺地域の水産物を禁止していたが、これをさらに拡大した。 中国は、日本の水産物の最大輸出先。 中国政府は先に、海洋環境や食の安全、公衆衛生を守るために「必要な措置」を取ると表明していた。 香港とマカオ当局は、24日から東京や福島周辺の水産物の輸入を禁止すると発表した。 韓国でも野党・民主党や市民団体による抗議があり、ソウルでは23日夜、発光ダイオード(LED)ろうそくを持った人々が国会議事堂前に集まった。 民主党の李在明党首は、日本の計画は「水のテロリズム」であり、「第2の太平洋戦争だ」と批判した。 24日には、大学生とみられるグループが在韓日本大使館に突入しようとし、騒ぎとなった。 BBCのジーン・マケンジー・ソウル特派員は、6月の世論調査では回答者の84%が処理水の放出に反対すると答えたと報じた。 ■太平洋諸国からは 太平洋地域でも、海洋放出に反対する声が上がっている。 太平洋の島国には約230万人が住んでおり、そのほとんどが食料と収入を海に頼っている。各国首脳らは、海洋放出が人々に与える長期的な影響が分からないことに懸念を表明している。 また、太平洋諸島フォーラム(PIF)は6月、日本の放出計画が核廃棄物の処分を検討している他の国々にとって危険な前例となると指摘した。 しかしその後、クック諸島やフィジーなどは日本の計画に理解を示していると表明した。 クック諸島のマーク・ブラウン首相は22日、IAEAの評価や説明、日本政府の説明を踏まえ、「放出が国際的な安全基準を満たしていると考える」と声明を発表した。 フィジーのシティヴェニ・ランブカ首相もこれまでたびたび、IAEAの科学的評価に納得していると発言。反対派の中には、処理水放出をまるで太平洋での原爆実験のように語る発言もあるが、それはいたずらに恐怖をあおり立てているだけだと、首相は批判している。 豪シドニーで取材するBBCのティファニー・ターンブル記者は、「太平洋地域にとって、他国の核活動の結果に対応するのは初めてではない。アメリカとフランスが20世紀の数十年間、この地域で核実験を行ったからだ」と指摘し、「こうした事情から、日本の処理水の放出計画は多くの島々に既視感を与えている」と説明した。 日本国内でも反対の声は根強く、東京の東電本社前では24日朝、海洋放出に反対する人々が集まって抗議を行った。 NHKなどによると、北海道や香川県を含む日本各地で抗議集会が開かれている。今週初めには、首相官邸前でも抗議が行われた。 ■口をつぐむ福島の漁業者、複雑な事情も ――シャイマ・ハリル東京特派員 請戸の漁港は静かだ。沿岸の緑の向こうに福島第一原発の煙突が見えるこの場所は現在、漁業者よりもテレビ局の取材クルーの方が多い状態だ。 私たちがかろうじて話すことのできた漁業者は、「このことについて話さないよう言われている。話して何になるのか」とだけ語った。 日本政府が処理水の放出を決めた2年前からの不安と怒りを思えば、その放出当日には大勢が抗議しているはずだと、はたからはそう思うかもしれない。 しかし漁業者の多くは、2011年の東日本大震災以降、政府から援助を受けてきた。その一方で、処理水の放出に激しく反対している。彼らの状況は非常に複雑だ。 こうした人たちは、原発事故による風評被害との戦いに何年もを費やしてきた。そして今、処理水の放出を、生活に対する2つ目の災害とみている。 いわき駅で取材した人は、「いわきは魚で有名です。処理水の放出が飲食店に与える影響が不安です」と語った。 政府は、必要な技術的承認はすべて得ているかもしれない。しかし、この地域や周辺の人々を安心させることはほとんどできていない。 (英語記事 Japan releases treated radioactive water from Fukushima) (c) BBC News ghc********6日前 政府は「第三者の日本原子力研究開発機構の分析で安全が確認済み」と言っています。市民もこれを元に安全だと思っています。報告書では「2023年3月27 日10時57分にK4タンクB群から採取」と限定条件を付けています。1000個以上のタンクには、デブリを通った濃厚汚染水から、雨水に近い水まであるでしょう。分析は事実だと思いますが、このサンプルに、東電の意図が入り比較的きれいな水をサンプルとしたら、結論が逆になります。科学論文では、真実を追求するために、分析の前にサンプルの量、取得条件、検査条件等を丁寧に記載します。長年放置して、重力の関係でタンクの上部と下部は成分が変わっているはずです。 こういう疑問を無くすために、一般のバラツキ考察等の統計手法を用いて、なぜこのサンプルを選んだか、タンクの上部か下部か、何CCのサンプルだったか、報告文としての最低限を公表して、風評を無くすべきと思います。 tom********6日前 処理水海洋放出を今頃になって、安全だと言って始めたことに疑念が拭えない。 安全だと確信できていたのなら、敷地一杯に処理水をため込まずにサッサと放出してしまえばよさそうなものだ。 だが、そうしなかった。その理由を政府はなんの説明もしていない。今になって、IAEAまで引き出して安全だと言い張るところに、場当たり的なウソが見え隠れする。 霞が関の官庁御用達の料亭や飲食店が、福島沖産の水産物を毎日積極的に利用して、それを官僚たちが普通に食しているところを日常で見せていかないと、風評対策にならない。 だから6日前 この核汚染水海洋放出岸田バルブ開放には政府の大変な事案が有り政府として実施しなければ原子力行政が太刀打ち出来なくなる理由から国民の意志や地元福島県の意志や日本漁連への約束を無視し行われたものです 理由は青森県のろつかしょ村の再生燃料生産時の核汚染水海洋放出を守るため福島県沖放出は避けられない事から行われました 本来は大きなタンクに移し放射能消滅まで時間を掛けてから海洋放出を行うべき事案です だから小タンク設置は政府がわざと策略し原子力行政を守る由縁からです mds********6日前 海外に証明する為にも福島で取れた魚介類を1年から2年間自民党で食してもらって安全をしっかり確認してもらってから海外にも日本国内も食べるようにしたら良いのではに安全だと云うのであれば先ずは、それを証明すべきだと思う。国民を苦しめている今は、誰も岸田総理の言葉は届かないし響かない。 jac********6日前 日本も海外から悪いイメージが出るようになる。全ては自民党岸田政権の責任なのでしょう。 ans*****6日前 この騒動に乗じてワクチン接種済み養殖魚を提供増加させるつもり sac********6日前 海外の反応は別にどうでも良いが、自分は確実に福島産の海産物は買わない。買いたい人は買えば良い。 まぁそもそも自分の生活には余り関係ない。 nby********6日前 私は太平洋側の海産物も買いません。 tas********6日前 万が一汚染した場合 どうなるの?
https://w.atwiki.jp/nuke/pages/22.html
Nuclear Issue 時系列まとめ・情報整理 このウィキを作った理由 ■震災・事故後の情報整理 …事故発生から時間が経ち情報がかさんできて、混乱してきました。どうにか、情報をひと塊りにして置いておきたい。 ■原子力問題の把握・整理 …事故発生からはじめて原子力の問題を真剣に考え、調べるようになりました。勉強を始めると難しい部分もあり、少々頭がこんがらがってきたので。 ============================================= imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/kakureminshu/pages/39.html
4号機の壁大きく破壊…原子力委専門委員が撮影http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20110503-OYT1T00528.htm 福島第一原子力発電所の事故発生から約1か月半後の4月22日に、原発敷地内を撮影した映像を、原子力委員会専門委員で、「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏が明らかにした。青山氏が車内から撮影した映像には、4号機タービン建屋の1階部分の壁が大きく壊れ、中の設備がむき出しになった様子が映し出されている。 周辺には、地面に突き刺さった状態の自動車や、ぐにゃぐにゃに曲がったフェンスもあったといい、青山氏は「津波による被害は、軍事攻撃を受けたのかと思うほどすさまじかった」と話している。 青山氏は東電や政府と調整した上で訪問したと説明。一方、細野豪志首相補佐官は2日の記者会見で、青山氏の訪問について、「政府としてではなく、個人として入った。今後はないようにする」と不快感を示した。 原発破壊の惨状が公開されるということは、民主党と東電が今後、都合の悪い事実を隠蔽したり、原発事故の事態収拾対策を発表した際、公開された情報と比較されるため、 無責任なでっち上げを行うことが難しくなる。 また、今回の情報公開の実例が出たことで、今後原発の状況を撮影することを妨害したり、情報統制を引くための言い訳が難しくなる。 すでに、民主党はインターネットでの言論統制法案の強行、小佐古元内閣官房参与への言論弾圧を実施し、独裁恐怖政治さながらの体制を敷き加速させている。今回の事件もその一環であり、すでに民主党には民主主義、法治国家とはなんであるかを蹂躙し、暴走をますます加速させているといえるだろう。
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日記/2011年07月16日/ニュース記事 2011-07-20 “ステップ1 おおむね達成” NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20110716/k10014258631000.html +記事コピペ収納 “ステップ1 おおむね達成” 7月16日 19時50分 菅総理大臣は、福島県郡山市で、東京電力福島第一原子力発電所の周辺にある12の市町村の長らと会談し、事故の収束に向けた工程表の最初の節目となる「ステップ1」の目標をおおむね達成できたことを報告しました。 菅総理大臣は16日夕方、福島第一原発の周辺にある12の市町村の長らと会談し、「この4か月余り、市町村長、職員の皆さんが、みずから被災している中で、避難生活を続けている人たちのために全力を挙げていることに心から敬意と感謝を申し上げたい」と述べました。そのうえで、菅総理大臣は、事故の収束に向けた工程表の最初の節目となる「ステップ1」について、原子炉の「安定的な冷却」に到達したことや、水素爆発を防ぐため、原子炉に窒素ガスを注入する作業を行えたことなどから、おおむね目標を達成できたことを報告しました。また、同席した細野原発事故担当大臣は、原発の20キロから30キロの間にある「緊急時避難準備区域」の解除について、放射線量が低く抑えられていることや、原子炉が確実に安定していることなど、いくつかの条件を確認したうえで地元との協議を進めたいという考えを伝えました。このあと、菅総理大臣は、記者団に対し「被災地の住民の中で活動している首長の皆さんと一堂に会することができ、お互いのコミュニケーションが深まってよかった。皆さんからは、『とにかく早く地元に帰りたい』という思いや、『放射性物質の除染を進め、安全に帰れる状況にしてほしい』という要望が多かった。国としては、多くの皆さんがふるさとに帰れるように、『ステップ2』を前倒しで実現できるよう全力を挙げたい」と述べました。 首相 原発対応の作業員ら激励 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20110716/k10014260591000.html +記事コピペ収納 首相 原発対応の作業員ら激励 7月16日 22時17分 菅総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、後方支援の拠点となっている「Jヴィレッジ」を訪れ、事故の対応に当たる作業員や自衛隊員を激励しました。 菅総理大臣は、16日昼すぎ、自衛隊のヘリコプターで東京電力福島第一原発から南におよそ20キロにある運動施設「Jヴィレッジ」を訪れました。そして、細野原発事故担当大臣や福山官房副長官とともに、福島第一原発の吉田所長をはじめ東京電力や関連会社の社員、施設で勤務する医師らと直接会い、原子炉の現状や事故の対応に当たる作業員の労働環境や健康状態について説明を受けました。このあと、菅総理大臣は作業員100人余りを前にあいさつし、「原発の最前線で闘っている皆さんのおかげで事故の収束に向けてだんだんと前に進んできている。本当に厳しい環境だが、日本を助ける、日本人を助ける、その先頭に立っているんだという心意気で、これからも頑張っていただきたい」と激励しました。また、30人程度の自衛隊員に対しても、「この原子力事故への対応が日本の防衛そのものだ。政府も皆さんと一緒の立場に立って頑張るので、今一層の奮闘をお願いしたい」と訓示しました。菅総理大臣は施設内のところどころで、作業員から握手や写真撮影を求められ、終始、笑顔で応じていました。 原発の電源喪失、安全委93年に検討…公表せず (読売新聞) - Yahoo!ニュース ttp //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110716-00000168-yom-sci +記事コピペ収納 原発の電源喪失、安全委93年に検討…公表せず 読売新聞 7月16日(土)8時51分配信 東京電力の福島第一原子力発電所事故の原因となった全交流電源喪失について、国の原子力安全委員会の作業部会が1993年に国内の原発の実態を検討し、「原子炉が重大な事態に至る可能性は低い」とする報告書をまとめていたことが15日、明らかになった。 同日開かれた内閣府の原子力安全委員会の安全設計審査指針等検討小委員会で、同委員会が報告した。報告書は、原子力施設事故・故障分析評価検討会の全交流電源喪失事象検討ワーキンググループがまとめた。メンバーは5人の専門委員のほか日本原子力研究所、東京電力、関西電力からの各1人。同報告書の存在を含め、当時は作業部会で検討した事実すら公表されなかった。 最終更新 7月16日(土)8時51分 イオン 14店で肉の一部販売 NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20110716/k10014257441000.html +記事コピペ収納 イオン 14店で肉の一部販売 7月16日 18時9分 福島県浅川町の畜産農家から出荷された牛の肉から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、大手スーパーの「イオン」は、これらの牛肉の一部を東京や石川、静岡などグループの14店舗で販売していたことを明らかにしました。 発表によりますと、販売されたのは、福島県浅川町の農家から出荷された42頭のうち5頭の牛の肉の一部です。石川、神奈川、千葉、東京にある「イオン」の4店舗と、グループの「イオンキミサワ」が静岡と神奈川で展開している10店舗の合わせて14の店で、ことし4月から6月にかけて、合わせて319キロを販売したということです。このうち、石川県白山市の「イオン松任店」では、テナントとして入っている食肉販売店が合わせて128キロの牛肉を販売したということです。これらの肉は、すべて消費者に販売済みだということで、イオンでは、消費者からの問い合わせに対応するとともに購入代金の返金にも応じるとしています。イオンでは、放射性セシウムが含まれている稲わらを与えていたことが、16日に新たに分かった84頭の牛についても、店で取り扱っていないかどうか確認作業を急ぐことにしています。記者会見した「イオンリテール」の村井正平社長は「消費者に心配をかけ、申し訳ない。安全を確保するため今後販売する牛肉の検査や管理の体制強化を徹底したい」と述べました。 大飯原発1号機 トラブルで停止へ NHKニュース ttp //www3.nhk.or.jp/news/html/20110716/k10014251851000.html +記事コピペ収納 大飯原発1号機 トラブルで停止へ 7月16日 12時43分 福井県おおい町にある関西電力の大飯原子力発電所1号機で、定期検査の最終段階に発電しながら機器を点検する調整運転中に、緊急時に原子炉に水を入れる設備の一部でトラブルが発生し、原子炉を手動で止めることになりました。この結果、全国で実質的に発電している原発19基のうちの1基が止まることになります。 関西電力などによりますと、大飯原発1号機で15日夜11時前、緊急時に原子炉に水を入れる設備の一部で、タンクの圧力が規定の値よりも下がり、正常に注入ができなくなりました。およそ1時間後には、タンクの圧力が正常の値に戻ったということですが、関西電力は、原因を詳しく調べるため、原子炉を手動で停止することになりました。大飯原発1号機では、午後1時ごろから原子炉の出力を下げ始めて、16日夜9時ごろには原子炉の運転を止める予定で、このトラブルで外部へ放射性物質が漏れるといった影響はないということです。大飯原発1号機は定期検査の最終段階ですが、福島第一原発の事故を受けて、発電しながら機器を点検する調整運転を4か月という異例の長さで続けていました。大飯原発の停止の結果、全国で実質的に発電している原発19基のうちの1基が止まることになります。また、関西電力によりますと、供給できる電力が3048万キロワットに落ち、この夏想定している使用電力のピークの3138万キロワットを下回るということです。関西電力は「節電をお願いしている中でのトラブルで申し訳ない」と話し、引き続き節電への協力を呼びかけるとともに、供給電力を増やせるよう努力したいとしています。 名前 コメント ◇◆前へ/次へ/目次へ
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アクション 建設 解体 契約 アクション ウラン製造工程:無 天然ガス製造工程:無 燃料製造工程:石油・天然ガス・アブラナ 発電バイオマス発電製造工程:木材 原子力発電製造工程:ウラン 地熱発電製造工程:無 太陽光発電製造工程:無 水力発電製造工程:無 火力発電製造工程:石炭・天然ガス・石油 風力発電製造工程:無 石油製造工程:無 石炭製造工程:無 建設 蓄電の開発 火力 原子力(場所指定要:陸上) 水力 陸上風力(場所指定要:陸上) 海上風力(場所指定要:海上) 地熱 バイオマス 太陽光(場所指定要:陸上) 資源の調査 石油採掘基地(場所指定要:海上) 油井(場所指定要:陸上) ガス井(場所指定要:陸上) 解体 建設済のファーム・プラント解体 契約 各国との売買契約管理 名前 コメント
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原発関連御用文化人リスト 386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 22 20 29.26 ID 3q2J/BdD0 [2/5] 元日立の原子力技術者である大前研一は今回の事故に関しては御用? 非御用? 安易な東電救済には批判的なようだが、人命より経済を優先して放射能被害を 過小評価する悪質な安全厨には違いない。この点が池田信夫と共通している。 つまり、いま政府がやるべきことは、「一刻も早く、避難している人々を戻す」ことである。 農作物の出荷停止についも、同じだ。放射線が少々検出されたからといって出荷停止をさせる。 常識的な摂食さえ心がけていれば問題はないにもかかわらず、である。 http //www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110516/270063/?ST=business P=1 388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 22 28 21.26 ID YXV33kHf0 [9/13] 386 大前研一はただの馬鹿じゃね? http //tomisia.blog49.fc2.com/blog-entry-940.html 「原子力発電は大輸出産業になる」 大前研一(ビジネス・ブレークスルー代表取締役) ◇棚ぼた式に儲かる原子力発電◇ ◇首都圏の近くに原子炉をつくれ◇ ここまで言わないといけないほど、 多額の工作資金もらったのかね? もらわずに言ってたとしたら、馬鹿でしょ。 もらって言ってたとしたら、悪質だがな。 どっちにしろ、救いがない。 390 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(福岡県)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 22 34 03.24 ID ihWsrb2o0 [8/9] 386 大前研一も結局は鬼畜の人だったわけか。 しかし、大災害が起こると人物の人格面が 如実に炙り出されてくるね。 394 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 22 42 08.86 ID 3q2J/BdD0 [3/5] 387-388 大前は日本の大企業や官僚には批判的だが裏ではしっかり奴らとつるんでいるんだな。 いくら表面的には日本のエリート層が嫌いといってもそれ以上に庶民のほうが嫌いなんだろうね。 大前や池田信夫は経済右派的な「弱者死ね」的思想を原子力政策に当てはめるからああいう主張になる。 経済右派の思想は、「田舎の原発立地地域の犠牲によって都市部が利益を得る」という 原発を巡る構図と根底のところで似通っていると思う。 401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 23 08 40.19 ID Tgv/xoUN0 大前研一は新自由主義だし,新自由主義って原発推進だから, 大前研一も推して知るべし。池田も大前も新自由主義。 402 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関西地方)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 23 13 12.02 ID L3SyFICM0 [2/3] 新自由主義はリーマンショックでオワコンw 今度の原発事故でとどめをさされた感じw 403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 23 17 48.69 ID 3q2J/BdD0 [4/5] 新自由主義は、政府介入の最小化によって経済合理性を追求するという理想どおりのものではなく 実際には表面上の金勘定の帳尻あわせに過ぎなかった。 深刻な外部不経済の問題がある限り、原発と経済合理性は両立しない。 404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(関西地方)[sage] 投稿日:2011/05/19(木) 23 20 51.30 ID L3SyFICM0 [3/3] 新自由主義は経済合理性どころか世界の経済を停滞させたしなw ソ連崩壊で共産主義が敗れさったのと同じか、 それ以上に歴史がその敗北を証明したw 大前って核武装論者でもあるしなw もう何かを発信するのはやめて隠居したほうがいいよw 池田も 何か言葉を発信するのは有害だし、必死過ぎてみっともないよw 330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 23 07 59.43 ID sNAVQEGn0 [1/2] 318 誰にしてもメルトは無いで落ち 大前研一は3月末の時点で、 さまざまな情報を総合してみると、1~3号機はすべて炉心溶融(メルトダウン) している可能性が高いと考えられる http //www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110404/265766/?ST=business P=1 って言ってるよ。さらに大前は、ビデオでは、「極めて可能性は低い」としつつ、 関東が深刻なことになる可能性も言及していた。 大前はもちろん推進側(だったん)だが、事故をクールに突き放してみる知性も持ってたとおもう。 ついでに、石川も4月末の朝生で、メルトダウンしてるっていってたっけ。 日本の今の御用(原子力工学者だけじゃなく医者とかメディア関係者も)に こういう人が見られず、さらにエア御用もこういう人たちの前では ツイッター削除まで含めてガキの遊びにしか見えない。 なにも大前や石川をほめたくはないんだが。 なお、小出は反対派だからこそ非常に慎重に言ってたとおもわれ、それはそれで正しい。 331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 23 12 30.02 ID RD0pr02A0 [4/4] 330 大前は原子炉に関する認識はそれなりに妥当だったと思うが 放射線の健康被害や土壌汚染に関してはトンデモすぎた。 大前特有の「福一=スリーマイル」説ゆえの誤謬だろう。 332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 23 17 33.64 ID eBWfyNCn0 [2/2] 330 石川の場合は情報もらってたんじゃないかなぁ、と推測 断言してたし それからわりとすぐに東電がメルトダウン発表したんじゃなかったっけ そろそろ言わなきゃいけなくなってきたんで 激震緩和の意味で事前に石川が言ったんじゃないかと・・・ 333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府)[sage] 投稿日:2011/06/10(金) 23 19 10.87 ID G+YA1MqO0 [4/4] 330 確かに大前は早い時期に、建屋ごとドーム囲い(日本のテント技術は世界1とか?)推奨してたけれど これは主観で申し訳ないんだけれど、どうも大前と田原が同気して仕方が無い。 ご両人は考えもなしに、言ったもんがちな所があって、信用できなくてね。 あのオッサンと、御用、非御用を一緒に考えたく無い気分。 363 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/11(土) 01 20 39.77 ID IKCAhRfY0 [1/3] 330 「原発推進」と「御用」の微妙に違うところだよな。 大前研一は、原発推進で過去には御用めいたこともやってたけど、 今回は、東大とかの学者を「御用学者」という言葉を使って厳しく非難。 かたや、御用学者は、「メルトダウンという言葉さえ使ってはいけない」 という政府の空気に忠実に従っていたわけだ。 387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/11(土) 07 56 40.88 ID D5p2YsNv0 [1/2] 363 うん。 ま、どこの国にも似たことはあるだろうが、とくに日本では、決定的な場面で 「御用」(原子力工学者だけじゃなく医者もメディアも)が跋扈して事実を直視 しなかったり、被害を軽めに見積もる。そこに「エア御用」の需要も生じる。 「原発を推進していい政治社会システム」があるとすれば、それが日本には欠けてるんだな。 495 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/15(水) 21 36 21.10 ID h0l0Z1ce0 大前研一ですらこう言っている。 国民より米国を優先する政府・保安院の欺瞞 放射線レベルでも私は政府の発表を信用していない 。福島第一原発の現場で働く人々の被爆に関しても、 実態はもっとひどいものだと思っている。 「もともと人が働けるような環境ではないところで働かざるを得ない」 とうことで、線量計や被爆情報を操作していると考えるからである。 海外が疑いの目で日本を見ているが、 実は政府を信用しているのは日本人だけかもしれない。 正しいことを述べた人を“更迭”し、 政府の意をくんで「大本営発表」してくれる人を起用する。 これは、はっきりいって異常なことだ。 生命にかかわるかもしれない重要な情報を国民よりも米国に先に伝えるのは、 さらに異常な事態である。 原発事故をめぐる政府の対応には様々な批判があるが、 この問題はとりわけ強く批判されなくてはならない。 私たちは断固とした怒りの声を上げるべきではないか。 http //www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110614/273955/?ST=business 301 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2011/09/22(木) 21 18 15.55 ID Olg6Wox20 [2/2] 推進派としてはまともな方? 9/20 大前研一 原発の再稼働を考える ――「福島第一の教訓」が盛り込まれていないストレステストではダメだ http //www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110920/284604/ ストレステストをパスしても即再稼働は難しい 人間が想定できないことはコンピューターでは対応できない たまたま生き残った1台の空冷式発電機 「福島第一の教訓」を改めて考える 「事故の想定が甘かった」とするのは間違い 「第三者的な専門家の意見」が重要になる 国と東電の情報開示、自治体と国民の冷静な判断 303 名前:地震雷火事名無し(大阪府)[sage] 投稿日:2011/09/22(木) 21 25 16.11 ID JDbiAWXl0 301 まともだけど、まともだから原子力のエンジニアを辞めたんじゃまいか。 315 名前:地震雷火事名無し(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/09/22(木) 23 46 00.95 ID Ts7xa9nG0 301 大前は「技術者としての推進派の中の良識派」と「経済系トンデモ」という二面性を併せ持っている。 事故直後に原子力ムラ御用学者の楽観論とは一線を画した主張を行った半面、 経済や放射能リスクの話が絡んだ途端に怪しくなる。 wikiの「無知っぽい学者・文化人」はちょっと違うような。 351 名前:地震雷火事名無し(関西・東海)[] 投稿日:2011/11/19(土) 12 28 57.81 ID WyKm4In6O [1/6] 【話題】 大前研一氏 「日本の原発は世界最強のマシン。輸出して稼ぐべきだ」 http //toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1321660863/ 352 名前:地震雷火事名無し(WiMAX)[sage] 投稿日:2011/11/19(土) 12 44 40.63 ID tgtaESr90 351 大前は夜郎自大な原子力村の連中と違って 日本の原子力は所詮三流だと自覚しているはずなのに…。 やっぱり経済が絡むと大前はおかしな発言を始めるようだ。 355 名前:地震雷火事名無し(福岡県)[sage] 投稿日:2011/11/19(土) 13 10 27.33 ID VgHWqyQJ0 352 大前は細野環境相とコンタクトして、 3箇月以内に再発防止策(10月28日に提出した「福島第一原発事故から何を学ぶか」)をまとめ、 次の3箇月でIAEAに説明して、次の3箇月で地元の理解を得て再稼動できる原子炉を再稼動させよう と絵を描いてみせるなど、原子力村の中ではタフな人物であるのは間違いない。 ただ、来年五月に全国の原子炉が止まり、急激な電力不足に陥るなど 村住民ならではの怪しい前提がやっぱりある。 【話題】 大前研一氏 「原発事故よりCT検査の方が危ない」 「日本人の原発、放射能アレルギーは私の理解を超えて、異常な状況だ」 http //anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1345610965/ 3 : 名前をあたえないでください : 2012/08/22(水) 13 51 49.79 ID NVb9TvqB [1/1回発言] またおおまえか 5 : 名前をあたえないでください : 2012/08/22(水) 13 52 31.17 ID 3j3ltdkr [1/4回発言] 医療被曝が原因の癌死が毎年1万人いじょうだっけ? つまり低線量被ばくも危ないってことやん。 7 : 名前をあたえないでください : 2012/08/22(水) 13 54 15.07 ID nbJKOngk [1/1回発言] 「原発事故よりCT検査の方が危ない」 ならば御自分は、福島原発の片付けボランティアに行って来たら如何ですか。
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日韓ロにパイプラインを 領土問題越え、ガス安定調達 一橋大学名誉教授 今井賢一氏 インタビュー領空侵犯 2011/9/26付 日本経済新聞 朝刊 ――エネルギー問題に関してご意見をお持ちだとか。 「東京電力福島第1原発の事故以降、日本では原子力に代わる新たなエネルギー源の確保が喫緊の課題になっています。ただ、太陽光や風力はコストがかかりすぎるし、原子力をカバーするだけの発電量は見込めそうにありません。価格や供給面、環境への負荷などを考えると、代替エネルギーとして、中長期的に一番現実性があるのは、近年、技術の大革新で採掘可能な埋蔵量が飛躍的…